東海・北陸地区 国立大学法人等 職員採用試験

機関紹介

9 国立大学法人

愛知教育大学

https://www.aichi-edu.ac.jp/

「子どもの声が聞こえるキャンパス、地域から頼られる大学」を目指して
 愛知教育大学は、広域の拠点的役割を果たす教育大学として、教育が直面する現代的課題への対応力を有し、「子どもたちの未来を拓く」ことができる教員や教育の専門職の養成を使命としています。
 「未来共創プラン」に沿い、未来を創る子どもたちのための教育大学として、学生だけでなく子どもたちの好奇心やチャレンジ精神も育むことのできる大学としていく所存です。

  • 教職員数…526名
  • うち:事務職員…143名
  • 図書職員…3名
  • 技術系職員…7名

採用担当からの
メッセージ

総務・企画部人事労務課人事係
jin-kakari[a]m.auecc.aichi-edu.ac.jp
0566-26-2124
〒448-8542 愛知県刈谷市井ヶ谷町広沢1

 本学の事務職員数は国立大学法人の中では少なく、それ故に年齢を問わず職員一人ひとりがとても大切な存在です。また教職員や役員とのコミュニケーションがとても取りやすいことも大きな特徴です。
 そんな私たちとともに、個性を無限大に発揮し、子どもたちが活躍する未来、教員養成を通した大学や社会とのつながりなどを想像して協働していくという気持ちのある皆さんと、一緒に仕事ができることを心から楽しみにしております。

職員の声

倉橋 幸佑

愛知教育大学 財務・学術部施設課機械係
(採用年度:2010年度 / 試験区分:機械)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A 建物やライフラインの整備計画及び維持管理、それらの更新計画の作成を主な業務としています。最近では、熱中症対策や防災拠点(避難所)整備の一環で附属学校の体育館空調の設計に携わっています。また、大学全体の2次エネルギーの把握や、高効率空調システムの導入による光熱水費削減計画など、持続可能な大学運営を支援しています。
Q2この仕事を選ばれた理由は何ですか?
A 学生時代、当たり前のように大学の施設を利用し、友人と談笑し、学び、実験や研究に取り組んでいました。しかし、その「当たり前」を支え、誰もが学修や研究に専念できる環境を整える仕事があることを知り、その魅力に惹かれて志望しました。
Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください。
A 「計画立案から維持管理まで一連して業務に携わることができること」や「やり遂げた仕事が形として残ること」に魅力を感じています。また、使用者からの感謝の言葉は仕事のモチベーションに繋がります。特に印象的だったのは工事完成後のアンケートで、学生が「自分の夢を叶えることができる環境」と書いてくれたことは嬉しかったです。
Q4出身校で専攻された分野はどういった内容ですか?
A 工学部人間機械学科で流体力学を専攻していました。タンク火災の際に使用する泡消火剤の放射特性に関する実験を消防庁の方と共同で実験・研究をしていました。なお、専攻分野の知識は現在の職場で特に活かされていませんが、学生時代に培ったコミュニケーション能力は、今の業務を円滑に進めるために役立っています。
Q5仕事をする場合に専攻分野と担当業務が異なっても大丈夫ですか?
A 前向きに取り組む姿勢があれば、自ずと専門的な知識、技能の獲得に繋がりますので、専門分野と担当分野が異なっても大丈夫です。
Q6国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A 国立大学法人に限らず、これからの社会変化に対応するためには、前例にとらわれず、広い視野を持ち、柔軟な対応力が求められます。在学中にさまざまなことに挑戦し、自分の強みを伸ばしていってください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
前田 祥子

愛知教育大学 財務・学術部学術研究支援課研究支援係
(採用年度:2016年度 / 試験区分:事務)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A 教員が研究活動を推進するために必要な様々な支援業務を行っています。具体的には、科学研究費助成事業の公募に関する説明会の実施や申請及び報告等の手続きのためのサポート、研究の健全性・公正性を確保するための研究倫理教育の実施及び制度の周知、化学物質を適切に管理するための調査や会議の運営等、大学の研究に関わる多岐にわたる業務があります。
Q2この業務の魅力や仕事の上で心がけていることは何ですか?
A 様々な研究分野の教員と関わる機会が多くあるため、それぞれの事情を勘案しつつ、適切な支援方法を考えられるよう、日々情報収集に努めています。
Q3印象に残っている業務を教えてください。
A 科研費の申請に係る業務が印象に残っています。教員の申請意欲を高められるよう、申請にあたって行うサポートの内容や説明会の実施方法、教員への周知方法を模索し、実施しました。実際に採択結果が出るまでは安心できませんが、教員から、申請にとても役に立ったという意見をもらったり、前年度採択されなかった教員がサポートを利用し、新たに採択されたりする際にはやりがいを感じます。
Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A 大学職員の業務は幅広く、部署異動も多いため、異動のたびに仕事内容が変わり、新たに専門知識や業務方法を覚えなければならないことも多いですが、そのために、大学全体の動きが理解できたり、自分に適した業務を見つけたりすることもできます。社会の成長・発展になくてはならない「教育」と「研究」に携わることができるやりがいのある仕事ですので、一緒に働ける日を楽しみにしています。
髙瀨 菜津

愛知教育大学 財務・学術部 学術研究支援課 図書館運営室 資料利用係
(採用年度:2011年度 / 試験区分:図書)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A 主に学内外からのレファレンス、ILL業務、カウンターでの利用者対応を行っています。また、新しく入れる本の選書や、利用者サービス向上のための企画立案、図書館主催の説明会やイベントの企画運営も行っています。図書館というと、貸出・返却などのカウンター業務のイメージが強いと思いますが、1日の半分以上は、図書館を運営するために必要な「裏方」の仕事をしています。
Q2この業務の魅力や仕事の上で心がけていることは何ですか?
A 魅力は、利用者が辿り着けなかった情報や資料を提供できた時の達成感です。著作権法を念頭に置いて、迅速かつ適切に提供できるよう心がけています。
Q3印象に残っている業務を教えてください。
A コロナ禍になり、図書館利用の動画コンテンツを作成したことです。前例もノウハウも機材も何もないところから手探りで始めて、コンテ作成、動画素材の確保、内容精査、音声編集など、すべてが試行錯誤でした。他の職員や学生に試作を見てもらい、何度もリテイクを重ねて動画を完成させたことは、この先の仕事にも生かせる経験だったと自負しています。
Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A 大学図書館の職員は、研究者である教員や志ある学生を、情報と資料提供の面からサポートするのが仕事です。専門性が求められる場面も多いので、日々自分の知識をアップデートする必要があってなかなか大変ですが、その分やりがいも大きく、達成感があります。新しいことに挑戦できる気風もあるので、その面白さを共有できたらと思います。皆さんと働ける日を心待ちにしています。
吉村 舞

愛知教育大学 学務部 国際企画課 国際交流係
(採用年度:2014年度 / 試験区分:事務)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A 主に日本人学生の海外留学の派遣手続きを担当しています。本学には、SV(Short-Visit)プログラムや協定校への派遣留学等、様々な海外留学プログラムがあり、海外留学に関する奨学金申請、留学計画の作成相談等を行っています。 また、外国人国費留学生の受入手続き、各種証明書の交付手続き、修学・生活に関するサポート、学内・地域の交流行事の実施など、多岐にわたる業務も担当しています。
Q2この業務の魅力や仕事の上で心がけていることは何ですか?
A 日本人学生と留学生、両方の学生と窓口で接し、成長を見守れることが業務の魅力です。また、留学生に対し優しい日本語で話すことを心がけています。
Q3印象に残っている業務を教えてください。
A 海外留学派遣の仕事が印象深いです。募集要項を作成して、事前説明会を行って、募集をして…。海外派遣を行うためには様々なプロセスがあり、奨学金の正しい支給や安全な渡航をするため、一つ一つを丁寧に片付けていかなければなりません。そして実際に留学できた学生が帰国し、一回りも二回りも逞しくなった学生の話を聞いた時、実りのある留学の手助けができたことを実感し、大きな達成感を得ることができました。
Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A 大学職員の仕事は部署により全く異なるため、異動のたびに新たな発見があり、大変ですがとても面白い仕事だと思います。また、複数の部署を経験することで幅広く大学運営に関わることができるため、挑戦することも多く非常にやりがいがあります。職場環境としては研修制度も充実しており、親身になってくれる上司や同僚が多いため、働きやすい職場です。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
小島 隆志

愛知教育大学 施設課
(採用年度:2019年度 / 試験区分:建築)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A大学施設や附属学校の改修工事に関する設計・監理業務が主な仕事です。加えて、施設の不具合や破損といった小規模修繕についても対応しています。社会に貢献できる専門的な知識を備えた学生を育むためには、質の高い教育環境・研究施設を整備する必要があります。施設系技術職員として学生が勉学に励むための環境を整えることは重要な仕事だと言えます。
Q2この業務の魅力や仕事の上で心がけていることは何ですか?
A仕事を始める前に段取りを考えるということです。限られた時間の中で多くの仕事を行うために、業務内容を予め整理するよう心掛けています。
Q3印象に残っている業務を教えてください。
A昨年度、職員宿舎を教育施設・学生寮へコンバージョンする工事を担当しました。施工業者との打合せに始まり、工程管理や部材の選定、設備工事との調整など多くの業務に携わることができました。全てが予定通りに進むわけではないため判断に迷うこともありましたが、施工業者の方をはじめ様々な方々の協力を得て、建物が完成した時には大きな達成感と喜びを感じることができました。
Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A大学の施設系技術職員は、予算要求から工事の設計・監理、完成した建物の維持管理など様々な業務を行います。業務の内容は本当に幅が広く、多くの知識や経験が必要になる仕事です。一方で、大学の方針に関わる大きなプロジェクトの一端を担うことことができ、やりがいのある素晴らしい仕事でもあります。一緒に仕事をする中で、楽しさや達成感を分かち合えたらいいなと思います。施設系技術職員を志す皆さんと共に仕事ができることを楽しみにしています。