東海・北陸地区 国立大学法人等 職員採用試験

機関紹介

5 国立大学法人

東海国立大学機構 岐阜大学

https://www.gifu-u.ac.jp

「学び、究め、貢献する岐阜大学」
 清流の国と称され豊かな自然に恵まれた岐阜の地では、東西文化が接触する地理的条件や歴史を背景に多様な文化が育まれるなか、新たな技術・技能が創造され、脈々と伝承されてきました。国立大学法人東海国立大学機構岐阜大学は、このような岐阜の地の特性を継承するとともに、洗練された「人が育つ場」の中で、社会を牽引し、未来を創造しうる「学び、究め、貢献する」人材の輩出を使命としています。 また、全ての学部・研究科が1つのキャンパスにある特徴と、同一法人を構成する名古屋大学との連携を教育・研究の両面に活かし、特に、高度な専門職業人の養成に主眼を置いた教育、教育の基盤としての質の高い研究、地域に根ざした国際化を展開し、さらにこれらの成果を地域還元することにより、「地域活性化の中核拠点」を目指します。

  • 教職員数…(東海国立大学機構全体)7,327名
  • うち:事務職員…(東海国立大学機構全体)965名
  • 図書職員…(東海国立大学機構全体)55名
  • 技術系職員…(東海国立大学機構全体)261名

採用担当からの
メッセージ

東海国立大学機構 総務部人事企画課第一人事係
jj2028[a]t.thers.ac.jp
052-789-2028, 2029
〒501-1193 岐阜県岐阜市柳戸1-1

 地域貢献をその使命とする岐阜大学と、世界の研究大学を目指す名古屋大学は、世界と我が国社会の大きな変動と大学を取り巻く状況の著しい変化を踏まえ、令和2年4月に東海国立大学機構として生まれ変わり、それぞれの強みを最大限に生かしながら補い合い、次なる時代へパワーアップを図っています。
 職員は機構職員として採用され、機構が求めるコミュニケーション能力や企画力、語学力などを有することはもちろんですが、加えて教育・研究への情熱や現状に対する問題意識を有し、様々な課題が生じる現場の中で自己のスキルを磨くことができる人材を求め、またその育成を支援します。
 新たな国立大学のあり方を一緒につくっていきましょう。

職員の声

柿田 実子

東海国立大学機構 岐阜大学教学事務部門 教育学部 学務係
(採用年度:2023年度 / 試験区分:事務)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A 主に教育学部の教務厚生に関する業務(履修・教員免許・休学・奨学金等)を行っています。学生や先生と関わる機会が多くあり、学生の履修や教員免許、休学等に関する相談の対応や、会議を通じて大学運営が円滑に進む様に先生方と情報共有をしています。また、教員免許に関する業務も多く、免許法が関わる内容となる為、正確に業務を遂行できるように文部科学省や県の教育委員会とも連携をしながら、日々業務に取り組んでいます。
Q2この業務の魅力や仕事の上で心がけていることは何ですか?
A 向上心のある学生や熱心な先生が多く、日々刺激を受ける事ができる点を魅力と感じています。また、学生に対して丁寧な対応をする様に心がけています。
Q3印象に残っている業務を教えてください。
A 各学年向けに開催した新学期履修ガイダンスです。事前準備から当日の運営まで多くの部署や先生、職員に協力をして頂く必要があり、自身が主担当として開催する立場であったので、とてもやりがいのある業務でした。初めて行う業務であった為、不明点も多く責任を感じる事もありましたが、多くの方に協力をして頂き、当日の運営や司会等も無事終わり、特に新入生がガイダンス後に安心した表情になっていた時には達成感を感じました。
Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A 大学職員の仕事は部署異動や他機関との人事交流により、様々な業務を経験する事ができる為、働きながら自分の適性を発見する事ができる職場だと思います。また、大学職員は親身になってくれる方が多く、相談しやすい環境なので安心して働く事ができます。学生の今後の将来に大きく関わる事のできるとてもやりがいのある職場です。今後皆さんと一緒に働く事ができる日を楽しみにしています!
本多 陸

岐阜大学 高等研究院 全学技術センター フィールド科学技術支援室
(採用年度:2019年度 / 試験区分:農学)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A 大学附属農場の管理業務と教育研究支援業務を担当しています。附属農場の管理業務では、乳牛・産卵鶏の飼育管理を行い、動物の体調管理や給餌、搾乳や集卵、除糞や堆肥の発酵管理を行います。また、附属農場で収穫した野菜や果実を使用した漬物やジャムを製造し、販売を行っています。教育研究支援業務では、メインキャンパスに隣接している特徴を活かし、年間を通じて附属農場で実施される実習を補助しています。
Q2仕事の魅力・やりがいについて教えてください。
A 乳牛・産卵鶏の飼育管理もやりがいを感じますが、大学附属農場であることに注目すると教育研究支援、特に学生実習の補助がこの仕事の魅力であると思います。普通科高校を卒業した学生も多いので、農業の楽しさや面白さを感じてもらえるように、実習担当教員の方々と協力して、実習を運営しています。また、大学教員の方々が有する知識や情報に触れる機会があり、学び続けることができるのも大きな魅力です。
Q3仕事をする場合に,専攻分野と担当業務が異なっても大丈夫ですか。
A 畜産や食品加工は専門外でしたが、先輩職員の方々は丁寧に教えてくれました。相談しやすい職場の雰囲気もあり、安心して仕事ができます。
Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A 教育研究以外にも地域貢献として市民公開講座なども開講されていたりと、大学職員の業務は多岐に渡りますが、その分やりがいの多い仕事だと思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
村田 奈里紗

東海国立大学機構 施設統括部 建築課 建築第一係
(採用年度:2021年度 / 試験区分:建築)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A 大学内の全施設の新築・改修に関わる、設計・積算・工事監理業務が主な仕事です。中でも私は建築工事の監督職員として、工事現場の状況確認や内装仕上げの選定、設計事務所との打合せ等を行っており、利用者の満足度に直結する重要な業務に取り組んでいます。建物完成後は利用者に対し満足度調査等を実施し改善することで、より良い建物整備ができるよう常に意識して業務に取り組んでいます。
Q2この仕事を選ばれた理由は何ですか?
A 学生時代の設計課題で取り組んだ小学校の設計に思い入れがあり、学校の設計に携わりたいと思ったのがきっかけです。当時、時代と共に変わりゆく教育に合わせた空間の在り方を吟味・深慮することに楽しさを覚え、仕事にしたいと思いました。
Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください。
A この仕事の魅力は、建築・電気・機械を専門とする技術職員が連携し、施設の企画から設計・工事監理、維持管理まで責任を持って行っていること、また最先端の教育・研究の基盤づくりに施設整備を通して携われることだと思います。成果が可視化され、自分たちの専門とする仕事が大学を創り上げているという実感が得られやすく、やりがいのある仕事です。
Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A ぜひ一度、キャンパスに立ち寄って大学の空間づくりを五感で感じ取ってみて下さい。夢の実現に向けて、共に日々努力していきましょう!
越野 景子

東海国立大学機構 岐阜大学 管理部施設課施設企画係
(採用年度:2020年度 / 試験区分:建築)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A 大学施設の実態調査と施設マネジメントに関わる委員会の事務を行っています。大学が所有する施設の利用実態を調査し、収集した情報をもとに報告書等の資料を作成しています。委員会では主に会議資料や議事録の作成を担当しており、様々な部局の先生や職員の方々と共に、より良い大学環境を創り上げるための整備方針やキャンパスマスタープランの検討を行っています。
Q2この仕事を選ばれた理由は何ですか
A 大学で建築を学んだこともあり、建物の維持管理に興味がありました。また、大学は多様な人々や情報が集まる特殊な環境であるため、多く出会いの中で自分の知識や技術を磨きながら働きたい思い、施設技術職員の仕事を選びました。
Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください
A 建物や設備をはじめとする施設は、キャンパス環境を形成する大きな要素であり、施設整備を通して自分たちの仕事が大学を創り上げている実感を得やすい点が魅力だと思います。 私たちの業務は、施設の利便性や安全性を維持するだけでなく、大学の貴重な資源として施設を有効に活用していく方法を考える必要もあり、難しい問題にも多く直面しますが、やりがいのある仕事だと思います。
Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A 施設系技術職員は大学の基盤を支える重要な職業であり、知識や技術を身につけて活躍したい方にぴったりの職業だと思います。
丸山 淑史

岐阜大学 工学部ものづくり技術教育支援センター
(採用年度:平成19年度 / 試験区分:化学)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A主に化学系学科2年生対象の学生実験及び3年生対象の学生実験の器具や試薬の準備、実験中の指導を行っています。実験中に故障した実験器具の修理や実験廃液の処理も行います。その他、X線回折装置を用いて単結晶から分子構造を導くX線構造解析も行っています。学内の先生のみならず、学外の先生から解析の依頼を頂くこともあります。
Q2この業務の魅力や仕事の上で心がけていることは何ですか?
A学生実験では手取り足取り教えるのではなく、学生自身が考えて答えを導き出せるように、手掛かりになるような助言をしてアシストに徹するようにしています。
Q3印象に残っている業務を教えてください。
A学生実験の指導です。毎年指導していますが、学生の個性は千差万別なので、同じアドバイスをしても皆が同じように理解できるとは限りません。実験中、躓いている学生には理解できていない部分を聞き出して、そこを乗り越えられるアドバイスは何か、考えてアドバイスしています。苦労するところではありますが、面白いところでもあります。
Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A技術職員は学生実験の指導や研究支援で学生と関わることも多いです。学生が成長していく過程を間近で見ることができ、学生が卒業するときには感慨深いものがあります。これは大学という教育機関での仕事ならではのことで、この仕事の魅力的な部分だと思っています。