東海・北陸地区 国立大学法人等 職員採用試験

機関紹介

15-17 大学共同利用機関法人

自然科学研究機構岡崎統合事務センター

https://www.nins.jp/

 岡崎統合事務センターは、愛知県岡崎市に所在する基礎生物学研究所、生理学研究所及び分子科学研究所の3つの研究所とその共通施設等の事務を行う組織です。各研究所は最新の設備や大学では持てない大型施設を有し、全国から研究者が集まって最先端の共同研究、学術研究を行っています。岡崎統合事務センターは共同研究、国際交流、各種会議、人事、会計、施設・設備の面から、最先端の研究を推進するための事務的な支援業務を行っています。

  • 教職員数…57名
  • うち:事務職員…57名
  • 図書職員…0名
  • 技術系職員…0名

採用担当からの
メッセージ

自然科学研究機構 岡崎統合事務センター人事労務課人事係
r7113[a]orion.ac.jp
0564-55-7113
〒444-8585 愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38

 岡崎にある3つの研究所はそれぞれ特色ある最先端の研究活動を行っており、近年では研究所出身者からノーベル賞受賞者も輩出される等、世界的にも特筆すべき研究成果を挙げています。岡崎統合事務センターは、これらの高いレベルの研究現場を支援する、とてもやりがいを感じられる職場です。国際化が顕著にすすんでいる研究現場では事務職員にも高い資質が求められるため、他者とのチームワークが取れる力をもち、積極的に物事に取り組むことのできる熱意をもった人材を求めています。

職員の声

田代 哲平

自然科学研究機構 岡崎統合事務センター 施設課電気係
(採用年度:2020年度 / 試験区分:電気)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A 私は施設課電気係として、構内電気設備の維持管理や改修工事を担当しています。具体的には、設計・積算、発注、工事監理を行っています。電気設備の不具合時には現地で不具合箇所の調査を行い、工事業者へ修理の依頼を行います。また、月ごとに使用した電気量等をまとめ、職員や先生方に通知を行ったり、官公庁への報告書の作成と届出を行うなど、研究所の省エネルギー化にも努めています。
Q2この仕事を選ばれた理由は何ですか?
A 前職は工作機械のプログラム設計をしていました。現在の仕事は、大学で専攻した電気工学の知識を活かし、安定した研究環境を維持することで科学の発展に貢献できる点に魅力を感じました。
Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください。
A 研究所の研究や教育活動を支えるために、建物の小工事や電気設備の不具合を解消する役割にやりがいを感じています。安定した研究環境を提供することで、研究者や学生が安心して活動できるよう支援できる点が魅力です。また、大学共同利用機関としての社会的意義を実感し、広く社会に貢献できることも大きなモチベーションとなっています。
Q4出身校で専攻された分野はどういった内容ですか?
A 回路理論、電子工学、電磁気学、信号処理、制御工学、電力システム、通信工学、プログラミングなどを学びました。
Q5仕事をする場合に専攻分野と担当業務が異なっても大丈夫ですか?
A 専攻分野と担当業務が異なっていても問題ありません。初任者研修などのサポートが充実しているので、安心して業務に取り組めます。
Q6国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A 多様な人々と関わりながら最新の研究に役立つことのできる魅力的な職場です。先輩方からの丁寧な指導や充実した休暇制度も整っており、ワークライフバランスを確保しながら、やる気次第で様々な仕事に挑戦できるやりがいのある環境です。皆さんと共に働ける日を楽しみにしています。
中村 義弘

自然科学研究機構 岡崎統合事務センター 総務部 総務課 労務係
(採用年度:2020年度 / 試験区分:事務)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A 勤怠管理と職員が快適に働くための環境づくりやサポートを行っています。具体的には、正確な給与支給のために職員の勤務時間管理を行うことや、年次有給休暇などの休暇の管理、社会保険への加入・脱退手続きを行うことが主な業務です。その他、安全衛生委員会の開催等の安全衛生に関する業務や、貸出物品の管理等を行う福利厚生に関する業務、各種調査等の対応など、幅広く業務を行っています。
Q2この業務の魅力や仕事の上で心がけていることは何ですか?
A 勤怠管理や保険など、職員の生活にも関わる部分を管理しているため、一つ一つの業務に対し真摯に向き合うことを心がけています。
Q3印象に残っている業務を教えてください。
A 令和4年12月末に、40年以上営業していた食堂が営業終了となったため、職員への新たな福利厚生の提供として、新規参入業者の調査・既存の売店の店舗移転など、各所に調査・連絡調整等を行ったことや、新規参入業者のお弁当・冷凍食品の試食会を行ったことが印象に残っています。方針が定まった現在も、今後に控える工事等の関係で調整を行っている段階ですが、職員への新たな福利厚生の提供のため、引き続き尽力して行きます。
Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A 国立大学法人等では、定期的な人事異動があるため、様々な仕事に携われるという特徴があります。事務職員の中でも、総務・研究協力・財務・施設など分野が幅広く、いろいろな業務に挑戦してみたい方にはぴったりな業種だと思います。また、意外とコミュニケーションを取る場面も多く、活発な意見交換を行いながら業務を進めています。日々の業務の積み重ねが、組織運営の役に立っていると実感できる場面も多いため、とてもやりがいのある仕事だと思います。
橘 苑実

自然科学研究機構 岡崎統合事務センター 総務部 国際研究協力課 共同利用係
(採用年度:2019年度 / 試験区分:事務)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A共同利用係では、主に共同利用研究、つまり、外部の研究者が当機構内の施設・設備を利用することや、機関内の先生方と協力して行う研究を支援する仕事をしています。具体的には、共同利用研究の募集や、申請された研究の審査の実施、採択された研究の遂行に係る事務手続きを行っています。また、研究者の宿泊施設や、研究会等の会場として使用される共用施設の管理・運営も行っています。
Q2この業務の魅力や仕事の上で心がけていることは何ですか?
A係まで問い合わせやご要望等があった場合には、可能な限り早く、また丁寧にレスポンスするようにしています。
Q3印象に残っている業務を教えてください。
A研究者で構成される、研究所の運営や、共同利用研究の審査に係る様々な委員会に参加したことです。岡崎統合事務センターでは複数の研究機関の事務業務を請け負う為、様々な分野の最先端の研究に触れることができたと共に、研究所の将来についての話し合い等もあり、非常に勉強になりました。
Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A就職活動は長く、辛いこともたくさんあると思いますが、情報収集を進めるうちに、自分が働きたい職場のイメージが少しずつ固まってくると思います。業務説明会なども活用していただき、そうした働くイメージを積み重ねていくことが、合格への近道なのではないかと思います。事務職員が携わることができる仕事は想像以上にたくさんあり、多様な仕事を経験することができます。最後までぜひ、頑張ってください。