機関紹介
7 国立大学法人


静岡大学の理念「自由啓発・未来創成」
静岡大学は、静岡県内に2つのキャンパスを置き、1万人余の学生を擁する総合大学です。
静岡キャンパスは、静岡市街と駿河湾を臨む日本平の裾野の緑豊かな丘陵地にあります。気候は温暖で、穏やかな気質が特徴です。
浜松キャンパスは、モノづくりの中心地・浜松市の市街地に立地しています。“やらまいか精神”で新しいことにチャレンジする気質があります。
地域の豊かな自然と文化に対する敬愛の念をもち、質の高い教育、創造的な研究による人材の育成を通して、人類の未来と地域社会の発展に貢献していきます。
- 教職員数…1,093名
- うち:事務職員…253名
- 図書職員…12名
- 技術系職員…77名

静岡大学は、教育・研究を通じ、社会や地域において必要不可欠な存在となるために、より個性豊かな魅力ある大学となるべく努力しています。また、知(地)の拠点として、時代をリードし創成する場へとその使命は大きく膨らんできています。わたしたち職員の業務は多種多様で、柔軟性や創意工夫を求められる非常にやりがいのある仕事です。固定観念にとらわれず、チャレンジ精神旺盛な大学人を目指す方の応募を期待しています。
職員の声
村野 宏樹
静岡大学 技術部教育研究第二部門
(採用年度:2019年度 / 試験区分:農学)

- Q1現在の仕事内容について教えてください。
- A 主に学生実験の支援をしています。具体的には、実験前に器具の準備や機器の動作確認、実験中は学生の指導、実験後に器具の片付けや機器のメンテナンスを行っています。その他、実験棚の耐震固定工事、局所排気装置の検査、木材の加工、圃場の草刈りなど、教職員からの各種依頼に対応しています。
- Q2この仕事を選ばれた理由は何ですか?
- A 小、中、高、大学で学んだ知識をある程度活かせるためこの職業を選びました。また、研究機関である大学では最新の知見に触れる機会が多いこともこの仕事を選ぶ上で大変魅力に感じました。
- Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください。
- A 実験を通じて学生の成長を間接的に支援できることにやりがいを感じます。どうすれば学生がより実験内容を理解することができるのか、そのために何を工夫すればよいのか、常日頃試行錯誤しながら業務にあたっています。学生が物事を理解する時、明らかに顔が"ぱっ"となります。これこそが成長の瞬間であり、これを生み出せた時が最も達成感を感じます。より多くの"ぱっ"を生み出すために日々精進しております。
- Q4出身校で専攻された分野はどういった内容ですか?
- A 静岡大学農学部応用生物化学科(現応用生命科学科)で植物生理学を専攻していました。特に、植物の熱ストレス応答について研究していました。
- Q5仕事をする場合に専攻分野と担当業務が異なっても大丈夫ですか?
- A 専攻分野と担当業務が異なっていたとしても、学んできたことは本人の心持ち次第で業務に活かすことが出来ます。
- Q6国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
- A 大学職員(技術職員)は、生涯を通して自身の専門性・技術力を高めることができる、やりがいのある仕事です。また、自身で掲げたテーマについて研究活動に励む技術職員も大勢います。仕事に対する熱意次第で自分の可能性が広がる…これが技術職員の醍醐味だと思います。皆さんが心の内に抱く熱意を是非採用試験で語ってください。
平城 眞太朗
静岡大学 技術部 ものづくり部門
(採用年度:2018年度 / 試験区分:機械)

- Q1現在の仕事内容について教えてください。
- A 主に工作機械を用いた金属加工を担当しています。旋盤やフライス盤といった工作機械を使用して、研究に使用する実験装置や試験片の加工をしています。また放電加工の工作実習を担当しており、加工の特徴や使用方法について指導しています。
- Q2この仕事を選ばれた理由は何ですか?
- A 学生や先生と距離感が近く、業務内容やスケジュールを自分のペースにあわせて決めることができるためです。また最先端の研究や技術に触れることができるため、自分自身の技術・技能向上にも役立つと考えたことも理由です。
- Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください。
- A 実験装置の製作では、特殊な材料や形状のものを扱うことも多く、製作方法を考えることが難しいとともに面白さがあります。また部品が完成したときの達成感は魅力に感じます。学生や先生と直接やりとりすることも多く、色々な知識や考え方に触れることができるのも魅力的だと思います。
- Q4出身校で専攻された分野はどういった内容ですか?
- A 工学部機械工学科出身であり、乗用車を工場で大量生産する際に使用される金属材料について、どれくらいの耐久性能があるかを調査する研究をしていました。
- Q5仕事をする場合に専攻分野と担当業務が異なっても大丈夫ですか?
- A 大丈夫です。同じ職場の職員も未経験者ばかりですが、採用後に業務に必要な知識・技能は習得できます。
- Q6国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
- A いろいろな人と関わる機会があり、新鮮さが溢れる職場です。まずはキャンパスに立ち寄って雰囲気を感じてみてください。
矢吹 淳
静岡大学 技術部 ものづくり部門
(採用年度:2016年度 / 試験区分:機械)

- Q1現在の仕事内容について教えてください。
- A 大学内のものづくりに関する業務を行っています。まずは「委託作業」です。研究に使う装置や試験片といった製品を、旋盤やフライス盤などの工作機械で製作します。また製品や図面についての技術相談も行っています。そして「機械工作実習」です。機械科などの学生に、工作機械の使い方や加工方法、安全に関する実習を行います。現在は歯車を作る「歯切加工」実習を担当しています。
- Q2この仕事を選ばれた理由は何ですか?
- A 元々は公務員試験等の一環として受験し、職場見学の時にこの仕事と出会いました。子供の頃から工作や模型などのものづくりが好きであり、大学という場でそれができることに惹かれ決めました。
- Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください。
- A 元々ものづくりが好きで就いた仕事なので、製品を作る作業はどれも魅力的です。常に違った製品を作る新鮮さがあり、最先端の研究に触れられる面白さもあります。また、指導やその合間にも学生と接する機会が多く、彼らから自由なパワーをたくさんもらうことができます。最先端で高度な研究を扱う先生方や研究者と、若さと自由にあふれる学生たちと、共に触れ合えることは大学という場所ならではだと思います。
- Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
- A 毎日が修行の日々ですが、大学を、これからの未来を支える仕事です。共に働ける日を楽しみにしています。
清水 ひかる
静岡大学 技術部 機器分析部門
(採用年度:2015年度 / 試験区分:電気)

- Q1現在の仕事内容について教えてください。
- A主な業務は共同利用機器センターの大型機器の維持管理と利用者への技術指導です。共同利用機器の保守を行うことで、研究者が安定して研究を進めることができるようにサポートしています。また、センターがより便利に利用できるよう、web上の機器予約システムをメンテナンスしたり、機器の遠隔管理システムの開発にも取り組んでいます。
- Q2この業務の魅力や仕事の上で心がけていることは何ですか?
- Aたくさんの研究者が共同で利用する施設なので、機器利用のサービスが公平に行き届くよう心がけています。
- Q3印象に残っている業務を教えてください。
- Aweb予約システムの作成が印象に残っています。私が配属される前から既に予約システムは存在していましたが、サーバー一斉更新の際に新システムの作成を任せていただきました。基本は旧システムを踏襲しつつ「あったらいいな」という機能を追加したところ、利用者から予約システムが便利になったという声をいただきました。これをきっかけに、より便利なものを作ろうという姿勢が生まれました。
- Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
- A法人職員というと保守的なイメージを持たれる方もいるかと思いますが、大学職員はその人の気持ち次第で仕事の内容がいろいろな方向へと変わる職業です。新しいことへの挑戦に寛容なのも、大学という環境の特徴の一つだと感じます。私自身、入職時は想像もしていなかった仕事をしていますし、新しくできるようになったことが増えました。自分の変化、進化を楽しめる人にぴったりの職業だと思います。
池田 彩佳
静岡大学 財務施設部 施設課 浜松施設係
(採用年度:平成26年度 / 試験区分:建築)

- Q1現在の仕事内容について教えてください。
- A学内建物の新営・改修・維持保全・修繕工事の業務に携わっています。専門分野は建築ですが、現在の係では電気設備や機械設備に関する修繕依頼にも対応しています。工事発注に伴う設計・積算も行いますが、主な業務内容は修繕対応や工事監理を行っています。原因を特定するための現場調査を行い、状況に合わせた適切な修繕方法を検討して工事発注する業務や、工事監理を通して、大学の基盤となるキャンパスを支えています。
- Q2この業務の魅力や仕事の上で心がけていることは何ですか?
- A最先端の教育・研究の基盤づくりに携わる仕事に誇りと責任感を持ち、迅速な対応と、より魅力的なキャンパス環境を提供できるよう心がけています。
- Q3印象に残っている業務を教えてください。
- A今まで研究棟や図書館等の工事監理を担当しましたが、迅速で適切な判断力・指導力、創意工夫が求められ、改めて自分の知識不足を実感しました。教職員や施工者と共により良いものを作るために検討を重ね、建物が日々かたちになっていく感動やわくわく感、無事に竣工した時の達成感がやりがいとなっています。
- Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
- A施設系職員の仕事は、建物の計画・設計・工事監理・維持管理・改修・解体まで施設整備に幅広く携わることができ、様々な業務を経験することで成長できる環境も魅力だと感じています。私自身もそうですが、自分の興味のある分野で技術力を武器に働ける環境はとても充実していくと思います。トラブルも発生して臨機応変な対応が求められますが、経験豊富な上司や先輩方にご指導いただき、経験を積みながら業務に取り組むことができる職場です。
国立大学法人等に属する31機関
国立大学法人
大学共同利用機関法人
- 情報・システム研究機構国立遺伝学研究所
- 自然科学研究機構核融合科学研究所
- 自然科学研究機構基礎生物学研究所
- 自然科学研究機構生理学研究所
- 自然科学研究機構分子科学研究所
- 自然科学研究機構岡崎統合事務センター