国立若狭湾青少年自然の家は、昭和59年に開所した青少年教育施設で、令和6年に40周年を迎えました。若狭湾国定公園の中央に突き出た黒崎半島の一画に位置し、東アジアとつながる海の道の玄関口である若狭湾で「つながろう！そこにあるのは海と山」を合言葉に、体験活動を通して次代を担う青少年のたくましく健やかな身体と、健全な心の育成を目指しています。
　前面にはリアス式海岸特有の美しさを持った雄大な若狭湾、背面には標高300メートルの起伏に富んだ山並みが広がっています。このような自然豊かな環境を活かし、カッターやスノーケリング、シーカヤック、水泳などの海洋活動と、四季折々の見事な景観を味わうことのできるハイキングやオリエンテーリングなどの山活動を提供しています。
　また、学校や団体、家族、企業等が安全で充実した活動を行えるような支援、青少年の現代的課題に対応した教育事業の実施や研修、体験活動に関わる指導者の育成などを行っています。