東海・北陸地区 国立大学法人等 職員採用試験

機関紹介

2 国立大学法人

 本学は、「地域と世界に開かれた教育重視の研究大学」という理念を掲げ、160年という長い歴史の中で、わが国の高等教育と学術研究の興隆に貢献し、日本海側を代表する基幹的大学へと発展してきました。
 世界中が急激に変化する中、金沢大学は希望ある社会に向けて、人類の英知を融合した「総合知」により現代の課題解決を先導するとともに、未来の課題を探求し克服する知恵である「未来知」を創造し、国際社会の中核的リーダーとなる「金沢大学ブランド」人材を育成することにより、貢献していきます。

  • 教職員数…3,172名
  • うち:事務職員…481名
  • 図書職員…12名
  • 技術系職員…78名

採用担当からの
メッセージ

総務部人事課人事総務係
jinji[a]adm.kanazawa-u.ac.jp
076-264-6147
〒920-1192 石川県金沢市角間町

 本学では、「世界の未来知を創造し社会貢献する金沢大学」を目指し、教職員が一丸となっています。大学というと教員が主役と思われるかもしれませんが、事務職員も、大学運営の主役は自分たちであるという誇りと責任を持って毎日の仕事に取り組んでいます。自らの役割を見極め実行できる人、目標を定め実現へ向かって努力できる人、変化を恐れず挑戦できる人。金沢大学は、そんなあなたを待っています。

職員の声

鬼島 崚

金沢大学 施設部 施設管理課 機械係
(採用年度:2021年度 / 試験区分:建築)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A 私は機械担当として、主にキャンパス内建物の新営・改修工事及び保守・修繕業務に関する仕事をしています。工事の発注においては、設計・積算、発注、工事監理まで、一連の業務を行っています。公共建築工事の仕様や事細かなルールに沿って進めていく必要がある為、日々勉強しながら業務に励んでいます。
Q2この仕事を選ばれた理由は何ですか?
A 施設系職員ではキャンパスを一つの街として捉え、予算計画から工事の設計・監理、竣工後の維持管理まで一貫した幅広い業務を行う点に惹かれました。また、大学施設の研究施設や病院など、建物用途が多種多様である点が魅力的で、他業種では経験し難い点に興味を持ったのでこの仕事を選びました。
Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください。
A 建物の全面改修や新築のプロジェクトは、計画~竣工まで2年程かかるものです。プロジェクトに関わる教職員や施工業者と共に長い時間と労力をかけて作り上げた思い入れのある施設を、学生や教職員に使って頂く事がとても感慨深くやりがいを感じる瞬間であり、この仕事の魅力です。
Q4出身校で専攻された分野はどういった内容ですか?
A 環境・建築学部建築学科出身であり、3年次からは主に建築設備及び建築環境工学を専攻しました。特に卒業研究では「地中熱を利用したヒート&クールトレンチ」について研究しました。
Q5仕事をする場合に専攻分野と担当業務が異なっても大丈夫ですか?
A 採用当初は専攻で学ぶような専門知識は必要ありません。数年、業務を遂行するに連れて自ずと専門知識が得られるため、専攻分野と担当業務が異なっても問題ありません。
Q6国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A 金沢大学は、先輩方が丁寧に指導して頂ける環境であると共に、ワークライフバランスの制度も充実しており働きやすい環境です。
小野 大輔

金沢大学 病院部 医事課 診療情報管理係
(採用年度:2020年度 / 試験区分:事務)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A 附属病院で診療報酬請求の管理やカルテ開示対応などを主に行っています。診療報酬制度は2年ごとに大きな改定があり、対応が必要な関係通知も日々発出されるため、常に最新の情報を得ることが必要です。また、保険委員会の開催や日々の打ち合わせ等により、医師や看護師等に情報を発信し、保険診療への理解を求めていくことも重要な業務の一つです。
Q2この業務の魅力や仕事の上で心がけていることは何ですか?
A 医療現場に行く機会は限られるため、医師等と打ち合わせをする際には、なるべく診療実態に合った提案ができるように気を付けています。
Q3印象に残っている業務を教えてください。
A 心不全地域連携パスの構築に関わったことです。地域の病院を訪問し、連携に向けた取り決めを行いました。中核病院として地域の連携を主導する立場となるのは大学病院ならではだと感じました。また、他病院の実情等も非常に参考になりました。
Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A 国立大学法人では定期的な人事異動があるため、様々な仕事が経験できます。また、各国立大学法人等との合同研修などもあり、同じ境遇の方と積極的に交流することでスキルアップに繋げることもできます。そのため、自分のキャリアデザインは設計しやすいように思います。皆さんと働ける日を楽しみにしています。
下野 慎也

金沢大学 総合技術部 機器分析部門
(採用年度:2009年度 / 試験区分:土木)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A 機器分析業務と教育研究支援業務を担当しています。機器分析業務に関しては、分析機器の初回利用者への講習や装置の定期メンテナンス及び不具合への対応を行います。教育研究支援業務では、卒業研究に関する実験装置の相談・作成、実験・実習科目の実施補助を行います。
Q2この仕事を選ばれた理由は何ですか?
A 学生時代に学んだ知識・経験を十分に発揮できる仕事であると考えたからです。私は土木分野を中心に学んでいたため、実験・実習の補助業務の際にはその知識を織り交ぜながら学生へ伝えることができます。機器分析についても理数科目で学習した基礎的な知識が現在でも役立っています。
Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください。
A 日々同じ業務の繰り返しではなく、状況や需要に応じて支援内容に工夫を凝らしながら業務を遂行できる点にやりがいを感じます。例えば、卒業研究のための実験装置を新しく作成する場合です。担当教員や学生と打ち合わせを積み重ね、より良い機構を持つ装置を設計できた結果、有意義な計測データを取得できると達成感を得ることができます。
Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A やる気次第で専攻分野について探求でき、それ以外にも様々な業務に携わる環境があり、成長できる職場であると感じます。
細田 真規子

金沢大学 研究・社会共創推進部 産学連携推進課 産学官連携・社会実装係
(採用年度:2016年度 / 試験区分:事務)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A主に共同研究、受託研究の契約締結を行っています。先方との契約調整時は、研究成果の社会還元という大学の使命を念頭に置き、周囲の協力を得ながら内容確認を徹底すると同時に、早く研究開始できるよう各種手続きも進めている状況です。金額の大小等関係なく、一つ一つの研究契約は大変貴重なため、締結に至るまで迅速かつ丁寧な調整を心がけています。
Q2この業務の魅力や仕事の上で心がけていることは何ですか?
A大学の発展のための貴重な資金源を確保することができ、さらに、研究成果を社会に還元させる一助を担うことができる点がこの業務の魅力だと思います。
Q3印象に残っている業務を教えてください。
A外国企業との共同研究契約にあたり、英語による契約書作成および調整を行ったことが印象に残っています。慣れないことだったので最初はとても不安でしたが、URA、弁護士、仲介担当の日本支社の方等、様々なスペシャリストのご協力をいただき、少しずつ契約書の形になっていくのは、仕事としてのやりがいも感じましたし、ヒントをもらいながら難問を解くような楽しさがありました。
Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A私は入職前から研究支援に興味があり、希望どおり入職から現在まで研究支援業務に携わるご縁となりましたが、まだまだ日々勉強の連続で、常に自分の進化が必要だと痛感しています。国立大学法人等職員を志す皆さまも、これに挑戦したい!あれを変えたい!という前のめりな気持ちを持って、一緒に同じ目的に向かって挑戦していけたら嬉しいです。
中野 佑里佳

金沢大学 病院部 医事課 収入管理係
(採用年度:平成30年度 / 試験区分:事務)

Q1現在の仕事内容について教えてください。
A患者さんから支払われたお金の確認や管理を行っています。主に、未払いとなっている診療費の回収業務を担当しています。具体的には、未払いのある患者さんに書面や電話で通知したり、様々な理由で一括では支払えないという患者さんに対しては、今後の支払いの予定について相談をし、ともに支払いの計画を立てることもあります。
Q2この業務の魅力や仕事の上で心がけていることは何ですか?
A患者さんの話をしっかりと聞いて、誠実で丁寧な対応をするように心がけています。
Q3印象に残っている業務を教えてください。
A入院患者さんの中には、病室から支払窓口まで歩いて行くのが難しいという方もいらっしゃいます。そういった場合に、病室まで入院費を直接受け取りに伺うことがあります。初めてその対応をした時には緊張のため事務的な対応をしてしまいました。しかし、何度か対応するうちに、笑顔で対応することができるようになり、患者さんから何度も「ありがとう」と言ってもらえたことが、とても嬉しく、印象に残っています。
Q4国立大学法人等職員を志す皆さんへのメッセージをお願いします。
A大学職員の仕事と聞くと、まず学生や教授と関わることを想像されるかと思います。私自身、配属が発表されたときには、医療の知識が全く無いため不安でいっぱいでしたが、仕事をしていく内に、患者さんからの質問にも答えられるようになりました。大学職員は、様々な業務に触れることができ、自分自身の成長を日々感じることができる仕事だと思います。みなさんと働ける日を楽しみにしています。